どーも、しろんぬです。
今回は、子供の睡眠の話。
現代の子供たちは、5人に1人の割合で睡眠に何らかの問題があると言われています。
『寝るのが遅い』『寝つきが悪い』『夜中に何度も目が覚める』
睡眠は子供の成長に及ぼす影響が大きく、子供の成長を考えるうえで欠かせない話題です。
睡眠が及ぼす影響
睡眠が子供に及ぼす影響とは何でしょうか?
成長ホルモンの分泌を促す
成長ホルモンは【深く眠る熟睡の状態】により多く分泌されます。
【成長ホルモン】は子供の成長に欠かせないものです!
具体的に成長ホルモンとは、骨を形成する、筋肉などの発達、新陳代謝を促す役割があります。このうち【骨を形成する、筋肉などの発達】は子供の成長に与える影響が多大です。
学力の向上
睡眠不足になると、集中力の低下により学習に集中できなくなり学力の低下につながります。
また、厚生労働省によると「睡眠不足が学力低下に関係している」ことが示されています。
一定しない睡眠-覚醒リズムおよび就寝時刻や起床時刻が遅いことが、学業成績の低さと関係していることが示されている。
///健康づくりのための睡眠指針 2014 平成 26 年 3 月厚生労働省健康局 P.38///
情緒の安定
睡眠が不足している子供たちは、イライラしてキレやすく落ち着きがない傾向があると言われています。
パパママも子供の夜泣きや授乳などで夜寝れないと、次の日にイライラして仕事に集中できないことがありますよね?
子供は感情のコントロールが上手くできませんので、イライラした気持ちが爆発してしまいます。
なぜ睡眠不足になるの?
現代は夜型の生活をする子供が増えています。
なぜ、睡眠不足の子供がふえているのでしょうか?
共働き世帯が増えている
子供が睡眠不足になる原因の一つとして、【共働き世帯】が増えていることが挙げられます。
パパママが頑張って仕事をしているとついつい残業で帰るのが遅くなり、子供の睡眠時間も遅くなってしまいます。
TV・ゲーム
今の世の中には【娯楽】が溢れています。
TV・ゲーム・動画サイト・SNS
スマホ・タブレット
どれも魅力的で、子供の睡眠不足の原因になります。
社会の夜型化
24時間営業のお店が身近にあり、町に行けば夜中で煌煌と明かりが灯っています。
パパママが夜遅くまで遊んでいると子供の寝る時間が遅くなってしまいます。
理想的な睡眠
子供の一日の理想的な睡眠時間は次のようになっています。
- 4カ月~12カ月:12時間~15時間
- 1歳~2歳:1日11時間~14時間
- 3歳~5歳:1日10時間~13時間
- 6歳~13歳:9~12時間
- 14~18歳:8~10時間
見てわかる通り、子供はたくさん寝る必要があるんですよね。
それでは【理想的な睡眠】を子供に与えるために【パパママ】ができることを考えていきましょう。
早寝早起
『理想的な睡眠』=『睡眠時間を長くとる』ではありません。
夜10時から2時までを【睡眠のゴールデンタイム】と呼びますが、子供の場合は【夜9時から4時】の間は寝て過ごした方が良いと言われています。
早寝早起の習慣ができていないパパママは、まずは【早起き】の習慣から始めてみましょう。
朝起きたら日光を浴びる
朝起きたら日光(太陽の光)を浴びましょう。
日光を浴びることで、眠気が抑えられて脳の覚醒が促されます。
また、人間が持っている体内時計が整えられて【昼は活動的で夜は寝る】というサイクルが作られます。
昼寝のし過ぎに注意
子供、特に乳幼児期の子供に昼寝は欠かせないものです。
ですが、昼寝の取りすぎには注意しましょう。昼寝をしすぎると夜寝つきが悪くなり、結果的に睡眠不足となってしまいます。
年齢にもよりますが【15時前後】には昼寝から起こすようにしましょう。
寝る前1時間の習慣
寝る前1時間の習慣は【寝つきをよくする】ために大切はことです。
テレビやゲーム、スマホなどから発せられるブルーライトを寝る前に浴びると、体が昼だと勘違いして眠気が覚めて睡眠の妨げになりますので見せないようにしてくださいね。
またお風呂にゆっくり浸かりリラックスして、就寝時に体が温かい状態を保つようにしましょう。
いかかでしたでしょうか。
子供の健やかな成長には睡眠は欠かせません。
パパママは子供の為にも、ぜひ睡眠習慣を見直してみてください。
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